【LCP受講生インタビュー】独立への不安が払拭でき、フリーランスのプロコーチとして活動 - 岡田 一夏

最終更新: 2022年1月7日

人生100年時代、今後さらにライフスタイルやキャリアデザインが多様化します。

一人ひとりに合う人生戦略を描けるからこそ 『自ら考え抜き、答えを出し、実行し、修正し、実現する』このサイクルを回せると人生100年時代で持続可能な自己実現が出来ます。

この能力開発には行動変容のプロフェッショナルであるコーチのサポートは欠かせません。そんなコーチを目指す人が集まるコーチングスクール「LCP」の受講生にインタビューをしました。今回のインタビュイーは、岡田一夏さんです。

このインタビュー記事では、以下のような疑問をお持ちの方の参考になるかと思います。

コーチングを学ぶメリットは?

コーチングスクールの実態は?

コーチングはどのように何を学ぶのか?

コーチングに向いている人は?

コーチングに向いていない人は?


 

 

自己変革の先で生まれた“他者還元”への想い

ーー今回、LCPパーソナルプログラム(マンツーマン型の講座)に参加されましたが「コーチングを学ぼう」そう思われたキッカケを教えてもらえますか?

はい、「やりたいと思ったから」です!

ーーずいぶんシンプルですね(笑)えーっと、もう一声いただけますか?(笑)

そうですよね(笑)逆にいえば、やらない理由がなかったんです。
 
まず、自分自身がコーチングを受けるなかで、たった数ヶ月で物凄く変化・成長した体験が大きいですね。そのコーチングの価値を自分の体験だけに留めるのではなくて「自分自身がコーチとして社会に還元していきたい」と思ったんです。それで活躍していったらコーチにも恩返しになりますし。
 

 
あとは、コーチングを通じて実現できることが、自分自身の最終的なビジョンや価値観ともリンクしているので、そこも「やりたい」と思えた理由の一つですね。

ーー「社会への還元」と「価値観のリンク」がコーチングを学ばれたキッカケなんですね!


 

背中を見せることで生まれる“本質的な変容”

ーー実際にプログラムを受けてみて1番印象的だった学びを教えてください

いくつかありますが、、、パッと浮かぶのは『人は生まれつき、自らを変化・成長させ、自己実現しようとする傾向がある』という話ですね。例えば、赤ちゃんは、誰から頼まれなくても、自ら勝手にハイハイしたり、立ち上がったり、話したりするじゃないですか。赤ちゃんは何度失敗しても、泣きながらでも、何度でも立ち上がります。つまり人は例外なく、そうやって変化・成長してきたと思うんです。
 

 
それって、本質的には大人になってからも変わらないと思います。
 
さらに、その『自らを変化・成長させる能力』は、すでに子供のときにできてきたことなので、大人になったからって無くなるわけではないですし、誰しもがその能力をもっているし、再現できるはずだと思うんです。
 
こういった “人の本質” を知って「人は自らの力で、自分自身を変化・成長させる能力がある」と信じられたからこそ、こっちも「本気でクライアントを応援していいんだ」と思えました。

ーー「実現欲求」の話でしょうか。確かに「今より良くなりたい」という願望は、人の普遍的な欲求かもしれませんね

そうですね。
 
ただ、「本気で応援する」といっても、目の前の人に「人は自らの力で、自分自身を変化・成長させる能力がある」と“ 口先だけ ”で伝えたり、覚えたてのコーチングクエスチョンをクライアントに投げかけるだけでは、相手の心は動かない気がするんです、、、。きっとこれはコーチングに限らずですが、上辺だけだと何か伝わらないじゃないすか。
 

 
だからこそ「こういうのができるんだよ」っていうのを自分自身がしっかりと背中で見せることで「俺にも、私にもできるんだ」って思ってもらいたい。そういうきっかけ作りをから始めたいという想いも強まりました。自分自身がチャレンジし続けることで、コーチングの問いかけにも厚みが出てくると思いますし。


 

質と量の追求で “不安” が “楽しみ” に変化した


 

ーーでは、本プログラムを通じて1番変化したこと成長したことを教えて下さい

コーチングのセッションに関して言えば、不安は一切なくなりました。
 
以前は、わりと不安がある中でコーチングしていました。そうやって不安を抱えながらやっていたことも影響してか、心が折れかけたこともありましたし、自分自身に不甲斐なさを感じたこともありました。また、どんなに試行錯誤をしても、コーチングがどこにもたどり着かなかったこともあります。
 

 
でも…今は不安とかは一切ないんですよね。なので、多分コーチングとか一日中できるくらいです(笑)そんな状態なので、たくさん実践と振り返りも出来るので、爆裂的に伸びると思っています(笑)

ーー爆裂的(笑)何があったからその不安は無くなったんでしょう?

そうですね、いくつかあるんですが、、、
 
まず、プログラムを受ける前は「自己流でやっていた」みたいなところがありましたが、プログラムを通じて、基礎を学んで「質」をあげたことと、プログラムの枠組みのなかで「量」を実践できたことは大きいですね。
 

 
あとは、自分自身のチャレンジですね。
 
これまで勤めた会社を辞めてフリーランスのコーチになったり、コーチングの目標設定スキル・自己管理スキルなども活用して、トレーニング歴1年でベストボディ・ジャパンに出場して東京大会で3位に入賞したり(2021年11月に日本大会に出場)と、自分自身がチャレンジをするなかで自信がついてきたっていうこともあります。それがコーチングに対する自信にも影響している感じがします。
 

 
もちろん、今やっているチャレンジは上手くいく保証はないんですけど、プログラムでのセッションを通じて「生きていく方法はいくらでもある」「たとえ失敗しても、たかがしれてる」と思えています。それで、何事に対しても「ビビる必要ないな」って思えてきたというか、むしろチャレンジを楽しめている感覚があります。


 

“自ら先陣を切る” という在り方の証明

ーー少し脱線しますが、フリーランスのコーチとしての活動を始めたタイミングで、ベストボディ・ジャパンに出場された理由はなんでしょうか?

「コーチとしてチャレンジする背中を見せて、同世代のみなさんに勇気を与えたいから」ですね。いま自分は22才なので、一般的にいえば大学4年生の年齢にあたります。自分たちは社会に出始めの世代ですが、社会人になってから何にも夢中になれず、学生時代とのギャップを感じ、何となくこなすだけの日々を送っている人たちが多いように感じるんです。実際、、、自分自身もそうでしたし。
 

 
だからこそ、そんな人達に「チャレンジする事の素晴らしさを伝えていきたい」と思ったんです。
 
「コーチ」とは、人の成長やチャレンジをサポートをしていきますが、そのためにはまず、人と向き合う前に自分自身に1番向き合う必要があると思うんです。だから「まずは、自分が“チャレンジの素晴らしさ”を背中で見せる」と決意しました。

ーーなるほど。「まずは自分が先陣を切る」という在り方なのですね!

そうですね。
 
そうやって、ベストボディ・ジャパンで “ 頂点 ” を目指し、その為の、プロセスを積み上げていくという自らの姿勢こそが、同世代のみなさんに勇気を与えていく手段だと考えていますし「人は自らの力で、自分自身を変化・成長させる能力がある」ということの証明にもなると思っています。
 

 
その在り方を証明する為に、ベストボディジャパンにチャレンジしています。

ーーベストボディ・ジャパンで頂点を目指すことは、コーチとして「1歩踏み出す後押し」をするための取り組みの1つでもあるんですね!


 

自らの言葉で語れるようになった“コーチング”

ーー大人数で学ぶスクールのような場もありますが、“1対1”という進め方の良さはなんでしたか?

あー、やっぱり「100%自分の時間になる」ってことじゃないかなと思います。
 
全部自分のためにとってくれてる時間なので、課題も思いっきりぶつけられますし、自分に特化した話題だけ扱うことだけできました。
 

 
プログラムの前半は理論や基礎を学んで、後半は「ほぼほぼ自由」みたいな感じでした。その後半では、扱いたい課題をシェアして、ピンポイントで解決策を一緒に考えていくみたいな。その「100%自分の時間」といえるスタイルが、一番良かったかなと思います。
 

 
結局、後半にかけてティーチングではなくコーチングみたいな感じにはなってきたんですけど「結局、情報があっても、最終的にやるのは自分」なので、最終的にコーチングがベストなのかなって思います。だからこそ「コーチングを受けながら実践していく」というような自由さは、自分の学び方のスタイルとしても合っていました。

ーー自由さが合っていたんですね!他にも“1対1”の良さがあれば教えて下さい

うーん、なんていうんですかね…
 
学校の授業みたいに堅苦しく「時間割を決めて、今日はコレとコレをやります」みたいな感じじゃなかったので、コーチングのスキル習得以外のこともテーマとして扱えた感じがします。それも良かったですね。
 

 
例えば「コーチとしてどういうライフスタイルを築いていくか」とか、実務的な話で言えば「どうしたら自分のコーチングを届けたい人に届けられるか?」ということも話しました。 こういう進め方って、大人数で学ぶ場とかでは絶対ないと思います。繰り返しになりますが、やっぱり自由な感じでできたっていうのが一番良かったのかなと。その自由な感じが、自分が一番伸びるスタイルっていう感覚もあったので。
 

 
質問とずれるかもしれませんが、学んだことを実践するなかで悩んだり迷った時には、その都度プログラムで課題を取り上げて乗り越えてきたので、課題解決・問題解決する思考も身に付いた感じもあります。この課題解決する思考は、突然なくなるものではないので、これからの長いキャリアで見ても伸びしろにしかならないと思っています。

ーープログラムに関係した成果や実績がもしあれば教えて下さい

そうですね。
 
プロとしてお金をいただきながらコーチングを提供できるようになったのは大きいですね。
 
これは「売り込めるようになった」とかいう話ではなくて、コーチングスキルを身に着けてしっかり価値提供できていることもそうですし「コーチングをどういうものなのか」「コーチングにはどんな価値があるのか」を自分の言葉で語れるようになったこと、そのものが成果と言えると思います。

ーーありがとうございます!


 
▼プロフィール|岡田 一夏
 

 
工場勤務からフリーランスへ。
 
現在はフリーランスのライフコーチとして活動し、現在までに200時間以上のコーチングを提供する。その他、コーチングにおける目標設定スキル・自己管理スキルなども活用し、トレーニング歴1年でベストボディ・ジャパン東京大会3位に入賞する。“メンタルサポートできるトレーナー”としても引き合いを受ける。