【LCP受講生インタビュー】自分自身にもコーチングの学びを応用し、心の殻を破れた ー 栗谷川 洸也

最終更新: 2021年12月29日

人生100年時代、今後さらにライフスタイルやキャリアデザインが多様化します。

一人ひとりに合う人生戦略を描けるからこそ 『自ら考え抜き、答えを出し、実行し、修正し、実現する』このサイクルを回せると人生100年時代で持続可能な自己実現が出来ます。

この能力開発には行動変容のプロフェッショナルであるコーチのサポートは欠かせません。そんなコーチを目指す人が集まるコーチングスクール「LCP」の受講生にインタビューをしました。今回のインタビュイーは、栗谷川洸也さんです。

このインタビュー記事では、以下のような疑問をお持ちの方の参考になるかと思います。

コーチングを学ぶメリットは?

コーチングスクールの実態は?

コーチングはどのように何を学ぶのか?

コーチングに向いている人は?

コーチングに向いていない人は?

魅力は“人の距離の近さ”

ーー「コーチングを学ぼう」そう思われたキッカケを教えてもらえますか?

はい。もともと人をサポートすることに興味や関心があったので、以前、カウセリングを学んだこともあったんですよ。そこから発展して「カウンセリングとよく対比されている、コーチングはどういうものなんだろう?」と興味が湧いてきたので学びたいと思いました。なので、ぶっちゃけると、興味本位で参加しました(笑)

ーーぶっちゃけていただき、ありがとうございます(笑)では、興味本位でありながらも当プログラムを選ばれた「決め手」はなんでしょう?

そうですね、、、これは3つくらいあるかもしれないです。
 
まずは、参加できる人数がマックスでも4人と伺っていたので、少人数で深くコーチングについて学べると思ったからですね。あとは、プログラムの中にマンツーマンで行う講座があると伺っていたので、理解できなかったことや個別に相談したり質問したかったことなどを、後から確認できる点もとても良いと思いました。

3つめは「意外と良いかも」と思ったポイントなんですが、プログラムが修了したら終わりではなく、修了後もグループライン等で質問や相談できたり、仲間同士で繋がれることも魅力的だと思いました。「決め手」をまとめると、、、全体的にアットホームというか、人の距離の近さみたいなところに魅力を感じましたね。

ーーそうなんですね、実際に感じたメリットも教えていただけますか?

あー、そうですね。
 
やっぱ大人数と違って「自分が喋りたいときに喋る」「自分が聞きたいときに聴く」を気兼ねなく気楽にすることができました。きっと大人数だと、遠慮して聴きたいことが聞けなかったりすることがあると思うんです。
 

 
そういったことは一切なく、講座中であろうと手を挙げて質問していましたし、早朝でも夜中でもLINEグループで質問したり一日の振り返りや出来事を発信したりしていましたね。これは自分に限らず、皆さんがそうしていた印象です。


 

皆の前で “自分の殻を破る” と宣言

ーーでは、本プログラムを通じて1番変化・成長したことを教えて下さい

コーチングのスキルや知識を習得できたこともそうなんですが、それ以上にプログラムが進むなかで自分自身がオープンマインドになっていったことも大きいかもしれないです。元々、自分自身をさらけ出すのが得意ではなかったんですけど、プログラムが進んでいくなかで自分自身のことをどんどん語れるようになりました。
 

 
講座のなかでも「クライアントにして欲しいことを、コーチが先にやる」という話がありました。自分自身がオープンでいるからこそ、目の前の人も安心して自分自身のことをオープンに話してくれると思うんです。なので、「自分を晒せるようになったこと」が結果としてコーチングの質にも関係してくると思っています。

ーー何かあったから、オープンになれたんでしょう?

あー、そうですね。目標を立ててメンバーに宣言したことが一番大きかった気がします。
 
そもそもコーチングは「ありたい姿や望ましい状態に向けて、行動していくもの」だと認識しています。だから自分でも、皆の前で「自分の殻を破る。そのために◯◯をする」と宣言してみたんです。

そしたら、メンバー全員が応援してくれたんですよね。さらにプログラムでは、メンバー同士でお互いにコーチングの練習をするんですが、その中でも自分の気持ちだったり想いだったりとかも語る場面が増えてきたんです。そうやって目標を描きつつも、それを実践する場があったからこそ、結果として自分のオープンマインドさが育まれた気がします。


 

傾聴から積極的傾聴

ーーこの数ヶ月、栗谷川さんの周りに何か起きた変化って何かありました?

転職相談をされることが増えましたね。なぜそういった相談が増えたのかでいうと、自分がオープンになったことで、同僚、上司、家族などのあらゆる対人関係で、相手の話を落ちついて聞けるようになったんですよ。特に、苦手な人と対峙したときにも気持ちを落ち着かせて会話できるようになりました。そういった「心の落ち着き」が相談してもらえる機会が増えたことに影響している気がします。
 

 
あと、実際に転職相談をされるときの話で言えば、コーチングの基本的な質問をしましたね。これまでは、転職の相談をされたら相手の話すことをひたすら受け止めることに徹していました。それも素晴らしいことなんですが、今では「転職で得たいことは何か?」「どんな仕事をしたいのか?」「いつまでに転職できたら良いのか?」など、深堀りしたり、話題を広げたりと能動的に相手の話を聴けるようになりました。


 

3ヶ月半でなれた “挑戦できる自分”

ーーこの3ヶ月半で最もチャレンジングだった事はなんでしょう?

そうですね。コーチングと直接関係ないかもしれませんが…

一番は禁酒の最長記録に挑戦したことかもしれないですね(笑)毎日お酒を飲み続ける生活をしてたんですけど、メンバーの前でチャレンジをシェアすることによって、社会人になって以来の禁酒の最長記録を達成しました。

もしかしたら、しょーもないことに聞こえるかもしれませんが、これまでに何度も禁酒に挑んでは挫折を繰り返してきたので、当初は「やり切れる」という勇気がなかったんです(笑)でも、皆さんの力借りて挑戦して、しっかり結果を残せたことは自分の中では本当に大きな成功体験になりました。

ーーでは、その経験は栗谷川さんの今後のキャリア・人生に何をもたらしそうですか?

まずは、プログラムで出会ったメンバーとは、今後もコーチング以外でも切磋琢磨しながら互いに成長しあえる仲間になったので、今後の自分の人生を豊かにしてくれる存在になったと思います。
 

 
そして、コーチングを学んだことで対話に幅をもたせることが出来たので、自信をもって対人援助ができるようになりそうです。それに伴って自分自身のキャリアも発展していく気がします。
 

 
あとは、3か月半という期間に一つのことに注力して挑戦できたことで「挑戦できる自分」「挑戦的な自分」になれたので、自分はこれからも様々なことに挑戦していくんだろうなっていう期待感があります。

ーー他にもあります?

コーチングを体系的に学べたので「あ、ここが抜けてる!次はここを意識してみよう」と自分で自分のコミュニケーションを修正できるようになりました。例えば、コーチングセッションが上手くいかないとき「型どおりには進めたから、聴くときの表情や姿勢だな」と立ち返れるみたいな。こうやって立ち返れるってことは、再現があるからだと思うんです。再現性があることを学べるのは本当に価値がありましたね。


 

成長欲・挑戦欲のある方におすすめ

ーーこの講座どんな人にはオススメですか?

オススメする方から言うと、現状を少しでもステップアップしたいなと思ってる方は向いていると思います。実は、これは自分自身が参加した理由の1つだったんですけど、今の現状に満足してなくて、何か一つでも「自分の成長に繋げたい」「新たなことをやりたい」と思っている人は、絶対参加した方がいいなって思いますね。
 

 
自分の場合は「プロになりたい」「有料で提供したい」とか、そこまで明確な目標を持ったわけじゃない状態で受けたんですけど、今の勤め先の人間関係にも役立ったりしていますし、何より自分自身を成長させてあげることが出来たので、そういった意味では絶対にプラスになります。だからこそ、くすぶっている人は是非参加してみて欲しいですね。

ーーどんな人にはオススメしないでしょう?

うーん、そうですね。
 
きっとオススメしないのは、コーチングスキル云々に関わらず「現状に完全に満足してる方」は参加しなくてもいいのかなと思います。現状に満足してるのであれば現状を維持し続けた方がいいと思うんですよね。

別に無理して成長する必要性もあんまりないなって自分は感じちゃいますし、現状のまま、今の環境で、努力された方がいいのかなとは思います。なので「何かを変えたい」とか「刺激がほしい」という想いが芽生えたときには、是非参加してみて欲しいと思います。

ーーありがとうございました!


 
▼ プロフィール|栗谷川 洸也
 

 
大学卒業後は、銀行で融資窓口、営業職を担当。
 
現在は、都内企業にてエンジニアとしてシステム関連業務に従事。また「対話による対人サポートしたい」という想いで、本業の傍らスクールに通いカウンセリングやコーチングを学ぶ。今後は、独立も視野に入れつつ対人支援業務を増やす方向でキャリアビジョンを検討中。