【LCP受講生インタビュー】コーチングを学び、人生のギアが上がった - 滝沢 達

最終更新: 2022年3月4日

人生100年時代、今後さらにライフスタイルやキャリアデザインが多様化します。

一人ひとりに合う人生戦略を描けるからこそ 『自ら考え抜き、答えを出し、実行し、修正し、実現する』このサイクルを回せると人生100年時代で持続可能な自己実現が出来ます。

この能力開発には行動変容のプロフェッショナルであるコーチのサポートは欠かせません。そんなコーチを目指す人が集まるコーチングスクール「LCP」の受講生にインタビューをしました。今回のインタビュイーは、滝沢 達さんです。

このインタビュー記事では、以下のような疑問をお持ちの方の参考になるかと思います。

コーチングを学ぶメリットは?

コーチングスクールの実態は?

コーチングはどのように何を学ぶのか?

コーチングに向いている人は?

コーチングに向いていない人は?


 

求めていた “学びを選べる”というスタイル


 

ーー「コーチングを学ぼう」そう思われたキッカケを教えてもらえますか?

はい、きっかけは「自分が関わる仕事との親和性があったから」ですね。
 
元々、コーチングのように “引き出していく関わり” は自分なりに意識してきたんですが、これから携わる仕事では「社会に出ていく大学生」や「大人」との関わりが増えるんです。なので「よりコーチングが必要とされるので、コーチングスキルや知見を深めておきたい」と思いました。

ーーコーチングの学び方は多様(書籍・動画・スクールなど)ですが、当プログラムを選ばれた「決め手」はなんでしょう?

そうですね。
 
まずは、プログラム内容をある程度イメージできていたのは大きいですかね。
 

 
というのも以前から、大坂谷さんのnote、Youtube、Podcastなどを見聞きしていてコーチングにかける「想い」や「ビジョン」、そして「考え方」や「大事にしていること」なんかを知っていたので、選ぶ上で抵抗感がなかったというか、そこが決め手になりましたね。やっぱり全然知らんところに飛び込むよりは、ある程度、品質的なものが保証されるところに飛び込みたいじゃないすか!

ーーこのぐらいの品質は担保されているなと(笑)

そうですね(笑)
 
あとは、プログラムの説明を聴いてみて「自分の学び方に合っている」とも思いました。
 
もともと「型にはめられたような学びは合わない」って感覚があったんですよね。だからこそ、大坂谷さんの話していた「脱線することも大事にしている」「その時に頭に浮かんだことには、何かしらの意味がある」という、その瞬間瞬間の臨機応変さや柔軟さみたいなものが、自分の学び方に合っていると思ったんです。
 

 
それに、学び全般において『受け手(生徒側)が主役』っていう感覚があるので、講師側が一方的に教えるというよりも「一緒に作る」「受け取りたいもの・学びたいものを選べる」というスタンスも自分の学び方のスタイルにマッチしていると思いました。実際、遠慮せずに自分の考えを発信できましたし、気になったこともどんどん質問できたので、より深く学べましたよね。


 

 

「自分を晒したい」そう思える最高の仲間たち

ーー大人数で学ぶスクールのような場もありますし“1対1”という学び方もあります。当プログラムの「4人」という小規模グループはどうでしたか?

ちょうどよかったですね。
 
大人数だと『自分はこれを学んだ』『自分はこう感じた』ということを「アウトプットして周りからフィードバックをもらう」というサイクルを回しにくく、学びにムラが起こりそうな気がします。一方で1対1の場合は、個別性は高いですが学びや気づきの「アウトプット量」が減りそうな気がします。だからこそ、程よく人がいることで個別性は担保しつつ、良質なアウトプットができると感じましたね。

ーー実際、それで集まった仲間はどうでしたか?

一緒に学んだ仲間たちの印象は、、、本当に最高でしたね!!
 
何が最高かといえば「尊重しあえる」「共感できる」「自分を晒しあえる」「応援しあえる」「学びを刺激しあえる」など、挙げたらキリがないほどです。もしかすると「当たり前じゃん」と思いそうなことなんですけど“純粋にお互いをサポートし合える仲間が身近にいる”ってなかなか稀有なことだと思います。

ーーそんな最高な仲間たちの存在は、滝沢さんにどんな影響を与えました?

あー、そうですね。
 
そんな最高の仲間に囲まれたことで「自分を表現する」という経験ができたのは大きいですね。
 
「目を背けたくてフタをし続けてきたこと」があって、誰かに話すなんて全く考えてなかったんですが、だんだんと『あー、もう喋ろ』『何かもう喋りたいわ』みたいになって気づいたら仲間に話していました(笑)

ーー仲間の存在が「喋りたい!」と思わせたんですね(笑)

そうそう、そうなんです(笑)
 
その「フタをしてきたこと」を人に話せたのは、自分の中では結構でかい気がしています。なんか、初めて人に話したんじゃないかなあ、、、。特に複数人の場で自分の根幹にあるものを晒すっていう経験は初めてですね。「晒したから今後どうなるの?」ということは、まだわからないので「今後の人生を楽しみに」なんですけど(笑)でも、なんかすごいいい経験したなって気がします。


 

「人は何才になっても変われる」と確信できた

ーー「プログラムに参加して得られたこと」のなかで特に印象に残っていることはなんでしょう?

人に対してのコーチングもなんですが、、、
 
意外と、自分自身に対しても「セルフコーチング」が出来るようになったことかもしれないですね。コーチングを学び、実践し、受けることで、コーチングのプロセスを自分自身にも適応できるになってきたんです。
 

 
実際にプログラムの3ヶ月半は、そのセルフコーチングスキルを使って、これまで自分が生きてきた30数年と同じぐらい、、、いや…むしろ、もっと多い「量」と「質」で自分自身と向き合いましたね、、、!
 

 
そうやって自分自身と向き合ったことで “これまでの人生で漠然と選んできたモノ” の無数の点が、線として繋がっていって『だからこれを選択したんだ!』という納得感が生まれました。そして、これから進む道に対しても『絶対にこれだ!』という確信ももてました。なんだろう…「人生を変えるためのツールをインストールできた」という感覚かもしれないですね。

ーーそのツールをインストールしたことで生まれた「変化」なんかがあれば教えて下さい

あ〜そうですね、、、
 
一つは先ほどお話したことですが「フタをしてきたことに向き合えた」ということですかねー。コーチングを学ぶ・受ける・実践するを繰り返す中で『フタを開けて、中を見てみようかな…』という興味が生まれちゃったというか、気になって仕方なくなっちゃったような感覚はありますかね(笑)
 

 
もう一つは、やっぱり「人は変わる」という気づきが生まれたことですね。
 
もともと『30才を超えた大人は変わらない』って思っていたんですけど『そんなことない』ってめちゃめちゃ思いましたね。
 

 
それは、もちろん自分自身が変化したこともですし、仲間の発言なんかが日に日に変わっていくのを見聞きしたり、周囲の人にコーチングをするなかでも「たった1時間で言葉や表情が変わった」という瞬間があったり、コーチングの数日後に「不安でしたが、ようやく一歩踏み出せました!」と報告をもらった時なんかに『人って変わるし、コーチングはその一助になる』と思いましたね。

ーーご自身や身の回りで変化があったんですね!他にも、滝沢さんがコーチングを学んだことで周りに起こったことがあれば教えて下さい

それでいうと「職場の利用者さんの変化」も大きいかもしれませんねー。
 
コーチングを学んだことで「ここまでは自分の課題、ここからは利用者さんが向き合うべき課題」というように一線をひいた関わりができました。その結果として、利用者さんの思考が整理されたり、課題に対する解決策を自ら見出されるようになったと思いました。実際にご本人からも「頭の中も気持ちも、すごくすっきりした」とコメントをいただけたりしました。
 

 
あとは、友人とのコーチングでもありますね。
 
冒頭には「やりたいことがない」と話していたのが、コーチングの最後には「やりたいことを明確にできた!」と口にしていました。もしコーチングを学ぶ前の自分が関わっていたら、同じようなことは起きなかったと思います。


 

加速度的に上がった“人生のギア”

ーー3ヶ月間の学びは、滝沢さんの今後のキャリア・人生に何をもたらしそうですか?

そうですね、人生・キャリアの選択肢と可能性が広がりそうな気がします。
 
プログラムの中でコーチングを「学ぶ・受ける・実践する」を繰り返す中で自分自身のキャリアのゴールや目的もさらに明確にできたので、自分が進む道に対して「もう絶対的にこの道だわ!」みたいな確信感があります。
 

 
たぶん、自信を持って「自分が進む先はこれ!」と思うのと「こっちかな…?」って思うのとだと、前進する速度は変わると思います。だからこそ、プログラムに参加せず、ずっとギア1~2で迷いながら進んでる状態だったら見えなかったものが、ギアが上がったことで可能性や選択肢がどんどんと広がっていくような確信がありますね。

ーー確かに、可能性や選択肢は広がりそうですね!では…、滝沢さんのギアが上ったことで、これから周りにどんな影響を与えていけそうでしょうか?

ん~、、、なんですかね。
 
自分自身が「良きロールモデルとなって周りに肯定的な影響を与えられる」という気がします。前提として「変わるのはその人自身」と思っているので、意図的に人を変えようとは思いませんが、自分が背中を見せることで一歩を踏み出す「後押し」になれるんじゃないかなって気がします。
 

 
「あの人みたいになりたい」っていう憧れって大事だと思うんです。
 
「ああなりたい」「自分もやってみたい」とか「素敵だな」「良いな」っていう想いが、一歩を踏み出すきっかけになることってあると思います。
 

 
だからこそ「生き方」「考え方」とか「人との関わり方」「自分自身との向き合い方」とか、あらゆる面で肯定的な影響を与えていけると思います。

ーー「あの人みたいになりたいから、仕事を頑張る・自分を磨く」とかありますもんね!


 

オススメは “コーチングを学ぶ目的” がある人

ーーこのプログラムに合う人、合わない人を教えて下さい

まず、合わない人からいくと「知識を得たい」という人は、もしかしたら合わないかもしれないですね。
 
、、、といいつつ、自分自身も元々「知識を得たい」みたいなところがあってプログラムのなかでノウハウを聞いたりしました(笑)
 

 
ただ「何のための学びなのか?」という目的に立ち返ると、知識を収集する時間にするのはもったいないっていう感覚も出てきました。よくよく考えたら、知識を得るだけであれば「ネットで調べたり、本を読みゃわかるやん」っていう(笑)

ーーそこはググりなさいと(笑)

はい(笑)
 
だから、グループ講座の後に行う個別講座では「この講座だからこそ学べるものに時間を使いたい」と思って受けていたつもりですし、結果的にそれがコーチングの学びをより深めてくれたと思います。なので…、合わないというよりも「もったいない」という感覚かもしれません。

ーー逆に、どんな人に合ってそうでしょうか?

んーーーー、特にないですかねー(笑)
 
でも強いて言うなら、、、「人と話すのが好きな人」は良いんじゃないかと思います。あとは誰にでも合わせてくれそうな気がする、大坂谷さんが(笑)
 

 
それこそ、もともとその人が持っている「価値観」「経験」みたいなものが「合う or 合わない」の判断材料に含まれない気がしていて。どんな人でも何かしら変化・成長するだろうし、コーチングも習得できると思います。
 

 
だからこそ「コーチングを学んでどうしたいか?」という目的がある人でしたら、どんな人でも合っていると思います!

ーーありがとうございました!


 
▼プロフィール|滝沢 達
 

 
大学ではビジネス学部を専攻。大学卒業後はアパレル企業で7年半勤務し、マネージャー業務に従事。
 
その後、教育福祉サービス分野で5年半従事。同社では、500名以上のお子様とそのご家族に関わるとともに100箇所以上の関係機関とも連携。また、教育機関に対してコンサルティング業務を行う事業部を兼務する。その他の活動では、ウェディング企業にて結婚式や企業の社内イベントを企画運営する事業を兼業。