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更新日:3 日前
責任と共に走り続けたあなたに、 立ち止まって考える時間を作ります

池田 龍太郎 / Ryutaro Ikeda(りゅう)
LCP認定コーチ|1,000時間~ ・プロコーチ歴 2019年3月〜
よく選ばれるテーマ
・管理職、リーダーのキャリア再設計
・価値観と人生指針の言語化
・挑戦への踏み出しの伴走
こんな方に選ばれています
責任ある役割の中で孤独に闘っているビジネスパーソンや、今以上の自分へアップデートしていきたいと考えている方。日常で見失っているかもしれないあなたらしさを大切に、明日からの指針と行動計画を共につくります。
― コーチにつながった原体験は?
わたしは子供のころ、親の転勤が多く、転園や転校を、何度も経験しました。
中でも、いちばん大きなショックを受けたのが、小学校3年生のときの転校でした。
飛び込んだのは、地元の繋がりが強めな環境。外から来た私は、なかなか輪に入れません。話題についていこうと、必死でした。
それまでの私は、クラスの中心で「自分が、自分が」とやっているタイプの子でした。
けれど、この転校をきっかけに、「相手はいま、どんなことを考えているんだろう?」と、周りに人一倍敏感になっていきました。子供ながらに味わった、あの孤独感は、いまでもよく覚えています。
その経験を抱えたまま、中学に上がります。入ったのは、想像以上に厳しい野球部でした。同期が次々と辞めていく中、3年生まで残ったのは3人だけ。
その年、私は「新人監督」という、前例のない役割を与えられました。他の2人が主将と副主将になる中で、自分だけが、聞いたこともない肩書きで。任命された瞬間は、正直、悔しくて、少し恥ずかしかったです。
そんな私に、監督は言いました。
「お前は、一番周りを見ている。後輩との関係を作るのが上手い。みんなを盛り上げて、ケアしてやってほしい」
その言葉によって、私は、自分の役割を見出すことができました。それから1年間。
後輩のことを必死に考えて、試行錯誤を重ねた時間は、いまでも自分の財産です。
幼少期の転校や、中学時代の新人監督の経験。怖くて仕方なかった孤独感を味わったこと、なんとかしようともがいたこと、そして目の前の人を支えることに一生懸命になれたこと。
これが、大人になったいま、コーチという仕事を選んだ、いちばん深いところにある土台です。
― コーチングとの出会いは?
社会人4年目、26歳のとき、マネジメントで大きな失敗をしたのがきっかけです。
少人数の現場で、業務量に追われていました。昇進を追い求めていた自分自身にも、余裕がありません。メンバーの想いを聴くことなく、「ああして、こうして」と指示ばかりの日々を過ごしていました。
もっとゆっくり話したい。新人の頃の不安を、自分はちゃんと知っているはずなのに——。そんなもやもやを抱えながら、毎日をどうにか終わらせていく日々でした。
やがてメンバーの欠勤が増え、最終的には休職・異動という結末になってしまいました。
不安でもがいていたメンバーを、もっと孤独にしてしまったかもしれない。いまでも、思い返すと心がざわつきます。
傷心したまま、近所の本屋で、マネジメントの本をあさりました。その中の一冊の1ページに、「ティーチングと、コーチングの違い」という言葉を見つけました。
意味は、ほとんどわかりませんでした。それでも、「こんな関わり方を、してみたい」という気持ちだけが、残りました。
― はじめてコーチングを受けたときは?
27歳のとき、はじめてプロのコーチに伴走してもらいました。
本で読んでいるのと、実際に受けるのとでは、全然違いました。それが、いちばんの衝撃でした。
受ける前は、どこかで「答え」を求めている自分がいました。でもコーチは、答えをくれませんでした。穏やかで、にこやかな雰囲気の女性のコーチでした。ただ、私の言葉をじっと待ってくれました。
すると、不思議なことに、自分の中から「答えっぽいもの」が、ぽろっと出てきます。
それを言葉にしてみる。ちょっと違うかも、と考え直す。また言葉にしてみる。その繰り返しの中で、「これなら自分の中でしっくりくる」というものが、少しずつ見えてきました。
ああ、本に書いてあった「答えは自分の中にある」というのは、こういうことか、と——セッションを受けながら、ワクワクしたのを、いまでも覚えています。うまく言葉にできない私を、そっと支えてくれていたあのコーチの姿が、いまの私のコーチとしての在り方にも、繋がっています。
― 「コーチになろう」と、いつ決めましたか?
コーチングを受けて以来、会社でも、コーチが私にしてくれていたような関わり方を、少しずつ真似してみるようになりました。すると、相手が自由に、自分の考えを話してくれるようになりました。それを聴いて、一緒に楽しんでいる自分がいることに、ふと気がつきました。
「仕事」というフィルターを通すと、楽しむことよりも、「うまくやる」「完了させる」ということに、無意識に追われていく。自分にも、相手にも、ちゃんと向き合えていなかったんだな、と思いました。
ゆっくり話す時間を持つようになって、知りました。誰もが、それぞれの立場で、孤独や不安を抱えながら仕事と向き合っていることを。その想いに、そっと心を傾ける。少しずつ言葉になっていく。互いの表情が明るくなる。笑いが生まれる。
——ああ、これは、子供の頃から、自分がいちばん好きだった時間と、同じだ。
そう実感したとき、私は、コーチになろうと決めました。
― コーチをしていて、いちばん嬉しい瞬間は?
クライアントが、誰にも見せていなかった自分を、見せてくれる瞬間。
その瞬間に立ち会わせてもらえることが、私はいちばん嬉しいです。
もうひとつ、忘れられない瞬間があります。
その人の理想的な生き方が、たとえ綺麗な言葉になりきっていなくても、口に出てきたとき。表情や声色が、パーッと明るくなる。
ああ、こういう仕事に出会えて、本当によかったな——と、いつも思います。
― どんな方に、出会えたら嬉しいですか?
責任ある立場で、毎日を必死に走り続けている方。
リーダーや管理職。挑戦のベクトルを、もう一度、自分の手で設計し直したいと感じている方。そういう方と、ゆっくり話す時間を、一緒につくれたらと思っています。
― セッションって、どんな空気ですか?
私のセッションには、沈黙の時間があります。
問いを投げかけたあと、答えを急かさず、ただ、待つ。クライアントから「他のコーチと違う」と言われるのは、たいてい、この沈黙のことです。
決して、間が悪いわけではありません。その人の中から「答えっぽいもの」が浮かんでくるのを、一緒に待っている時間です。そして私自身も、飾りません。初対面のときも、ありのままの自分で、目の前の方と、向き合います。
― 池田さんの思う、コーチングとは?
私にとってのコーチングは、本当の自分を出せる場所。そして、本当の自分と、素直に向き合う場所だと思っています。
その場所で、いちばん大切にしているのは、一緒に向き合って、一緒に進む——その関係性そのものです。そして、コーチングを続けている、いちばん深い理由。それは、自分が、自分らしくあれることへの、感謝です。
― すこし切り口を変えて…オフの過ごし方は?
子供との時間が、何より好きです。
喜怒哀楽に素直で、忖度のない子供たちと過ごしていると、自分の気持ちに素直でいることの大切さを、何度も思い出させてもらえます。そして、人と人が一緒に生活していけることは、当たり前じゃなくて、ありがたいことなんだと、いつも気づかされます。
それから、車中泊での旅。無計画に、わがままに。
聴きたい音楽をかけて、食べたいものを食べて、心の赴くままに、車を走らせる。昨年は子供を連れて、10回以上、旅に出ました。私を表す言葉をひとつ選ぶなら、「自然体を大切に生きる」。これが、私がいちばん大切にしている生き方です。
― 最後に、これを読んでくれてる方にひと言
答えを渡すのではなく、あなたの中から出てくる「答えっぽいもの」を、隣で一緒に待ちます。そして、日常で見失っているかもしれないあなたらしさを大切に、明日からの指針と行動計画を共につくっていきます!

















